ヒートショック

寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか。

皆さんは、『ヒートショック』って言葉をご存知のですか?

特にこの冬場に起こる急激な温度差によって起こる体調不良の事です。
特に家の中の温度差によって起こる事が分かっています。

寒い冬に暖房を付けている部屋と付けていない部屋の温度差が、10度以上も温度差がありますと、
体の筋肉が寒さを改善しようと震わして熱を作ろうとします。
それと同時に血管を細くし、熱を外に逃がさないよう調整するために血圧が急激に上がる作用が働きます。
そしてまた暖房を付けた部屋に戻ると血圧が今度は急に下がります。
こうした血圧変化が心筋梗塞.脳梗塞、脳出血を引き起こす原因となります。
又血圧が急低下する事により、めまいやふらつきが発生し転倒や溺死を引き起こすことにも繋がってしまいます。

そこで皆さんに三つの対策をお伝えさせて頂きます。

1.起床時の対策
布団から出る前に身体を動かす。
朝の着替えは、部屋を温めてから行う。

2.トイレでの対策
冬の早朝や夜中のトイレは冷え込みます。その為狭い室内にも置ける小さめの暖房器具を活用しましょう。

3.入浴時の対策
湯張りじに浴室や脱衣所も温めておきましょう。そして湯船の温度は、41度以下に設定する。さらに、かけ湯をしてから湯船に入るようにしましょう。

いかがでしたか?
「ヒートショック」対策をして欲しい方は、65歳以上(特に75歳以上)で、高血圧や糖尿病、心筋梗塞等の病歴のある人対象となるご両親がいらっしゃる場合には特に「ヒートショック」への対策へ心掛けて下さい。

このお話で自分は、何をすべきかなのか?家造りのヒントにしていただければ幸いです。


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